ZA/GART




【お客様の課題/ご要望】
・眺望の良さを生かしたレイアウトとしたい
・インパクトのある空間にしたい
・幅広い世代に来て頂き知ってもらいたい
【ご提案/解決策】
前提条件としての環境、立地には申し分ないほどの好条件が揃っていたこともあり、予算をかけて空間づくりをするのではなく、一番伝えたい「徳島県海陽町の魅力」を最大限伝えるための一つとして「自然のエレメント」を活かした空間デザインをご提案。天気によって明るかったり薄暗かったり、水面が天井に揺らめくのもまた自然環境の魅力であり、結果的に来訪者がまた違う時間に来たくなる仕掛けづくりを狙った。
テーブル席からハイカウンター席、ローテーブル席など状況や気分によって居場所を選択できるレイアウトとしている。可変性が高いのでレイアウトの変更も容易に可能である。
天井が高く、オープンな空間の特徴を活かし意匠ペンダントにより天井をデザイン。水盤により反射した自然光がベース照明となるため、基本的に間接照明+ペンダントによる照明計画である。
徳島県の水床湾に隣接する観光案内施設に併設するカフェ&休憩エリアの内装デザインである。
眺望の良さと水盤の反射により室内の明るさ、そして水面の揺らめきなどが空間に変化と動きをもたらし、決して同じ瞬間、表情を見せない「自然がもたらす最大限の空間演出」としている。またイベント開催なども考慮し可動式の家具を配置し、柔軟に可変可能なレイアウトとしている。
ここに来る度に、時間が変わる度に、座る場所を変えるたびに変化が楽しめる休憩スポットである。
夕暮れ時は照明効果により印象的な空間を演出。時間と天候によって空間の表情の変化が楽しめる。
グラスにもサンドブラスト加工によるロゴを刻印。シンプルながらも徹底したブランディングには欠かせない心配りである。